2013/04/07

レストラン「俺のフレンチ」のポジショニング












行ったことがないけれど、最近、何かと話題になっているレストラン。
何故これほど行列ができるほど繁盛しているのか、思ったことをメモ的に書いておきます。


まず、「俺のフレンチ」がここまで成功しているのは、
今までにない変わったポジションをとったからだと思っています。

つまり、今までのレストランは、次のように、
料理、サービス、インテリア・雰囲気の質が同じであることに対して・・・








「俺のレストラン」は、次のような新しいパターンをとったということです。





これは、クォリテイの高い料理を、小屋のような店内で立ち食いをするという
両極端なポジションです。そしてそれが、不況の世の中、一部の顧客の
ニーズを捉えたのだと思います。

素晴らしい発想ですね!

ただ、僕は、レストランで大切なことは、料理だけではなく、サービスや
お店の雰囲気にもあるものだと思っているので、多分このお店にはいきません。



■おのずと気になってくるのは・・・

気になるのは、次のような両極端パターンでも、
新境地を開けるんではないか?という疑問ですね。


パターン⑤は、サービスだけ抜群なお店。これは、、、なんというか、
突き詰めていくとホストクラブとか、そういう方向になっちゃいそうな気がします。

パターン⑥ってのは、うーん、これはレストランである必要はないよねー。
美術館とか、そんなところかなって思ってしまいます。


時間のある時にもっと真剣に考えてみなくちゃいけないけれど、
結論としては、⑤⑥で新境地を開くのは難しそうです。