2013/08/24

流行に身構える

行列のできるラーメン屋があったら、並んでみるか?
「XXXランキング」といった記事を見つけたら、参考にすべきか?

こういう場面で、流行に乗るか/乗らないかを判断する方法って
いくつもあると思うけれど、そのうちの1つを書いてみます。


■まずは売り手側の視点で
もし自分が教育者で、高校の参考書を作るとしたら、
偏差値30、50、70向けの、どれがたくさん売れるだろうか?

偏差値は以下の正規分布に従うため、偏差値50(=平均値)が一番人数多い。
よって、参考書をたくさん売りたいならば、偏差値50向けを作るべき。











偏差値に限らず、身長や体重、その他の様々な統計がこれに従う。
重要なことは「平均に近いほど人数が多い」ということだ。

そして、釣糸は、たくさんの魚のいる所に垂らすべきと考えれば、
洋服ならMサイズを売れ!カレーなら中辛を売れ!ということになる。
政治家が極端な主張をせずに、なるべく中庸な意見を
言うことが多いのも、これに当てはめると合理的だ。


■ここで発想を逆転してみると・・・
たくさん売れている参考書があったとして、
それを自分は、買うべきか否か。(流行に乗るか/乗らないか)

自分が偏差値30あるいは70だった場合は、やめたほうがいい。
偏差値30ならば、参考書は難解過ぎてついていけないだろうし、
偏差値70ならば、参考書は簡単過ぎて意味がないと予想されるからだ。

つまり、ヒット商品があったとして、それが自分に合うかどうかは、
自分が平均に近いか否かを考慮したほうがよい。

たとえば・・・

自分が普通の人よりあっさりしたラーメンが好きだと思うなら、
人気ラーメン屋(こってり系の可能性が高い)には並ばないほうがいいかも。

自分が普通の人より経営学を知っていると思うならば、
「もしドラ」のようなベストセラー本は読んでも意味がないかも。

自分が普通の人より長時間通勤に耐えられると思うならば、
住みたい街ランキング上位の街は合わないかも。

とかとか、ある程度の仮説を立てて行動ができる。

2013/08/18

ヴェネツィア

撮った写真を、iPhone無料アプリ(Instagram)で
ちょこっと加工してみたら、こんな感じになりました。




2013/08/01

Leap Motion

このユーザインタフェースはすごい!
初めてiPhoneのタッチパネルを操作した時と同じくらいの感動が。

リビングの大画面にパソコンをつないで、家族で使えたら楽しそうだな。

インターネットが、スマートフォンのように「小さな画面で1人で楽しむ」から、
「大きな画面で沢山の人と楽しむ」へ、、、そんなパラダイムシフトが起こりそうな予感。